保育理念
子どもを一人の人間として尊重し、その最善の利益を考慮し保障する。
保育方針
- 子ども一人一人の人権を尊重し、個性を大切に、自由に伸び伸びと過ごせる環境を提供する。
- 基本的な生活習慣と健全な心身の発達の基礎を培う。
- 人との関わりの中で、慈しみの心や思いやりの心を育て、信頼関係の絆を持たせる。
- 「はい、いいえ、ありがとう、ごめんなさい」等、はっきり意思表示やあいさつができる。
経営方針
町内で1番目に、幼保連携型認定こども園としてスタートしました。これまでの教育・保育機能をさらに充実させながら、教育と保育を一体的に行っていきます。
また、こども園に通っていない子どもの家庭も含め、地域の子育て支援の拠点として安心・安全な子ども・子育て支援も行っていきます。
重点事項
- 魅力ある認定こども園づくり
整った環境の中で、認定こども園としての良さを十分に発揮させ、子どもたちや保護者にも魅力を感じられるよう、様々な教育・保育内容を充実させていきます。 - 安全な保育環境づくり
子どもたちが生活する場において、怪我等には十分気を付け、生命と安全を確保することを第一に、日々の教育・保育を行います。 - 認定こども園の円滑な事業推進
職員すべてが一丸となって色々な事業に積極的に取り組み、スムーズな運営ができるようにします。 - 職員の資質の向上
認定こども園移行において、新しい教育・保育内容を充実させるための研修や、それぞれの役職に応じたキャリアアップ研修を受講し、専門的知識と資質の向上に努めてまいります。
事業計画
1. 実施事業の充実、強化
- 乳児保育
乳児期は、人間形成の基礎になることを認識しながら、看護師を配置することで保健的にも更にきめ細やかな保育を行います。また、家庭的な雰囲気を保ち、保護者と連携しながら一緒に子育てを行います。 - 延長保育及び特別保育
保護者の就労形態や事情に合わせ、それぞれの認定された保育時間を超え、延長保育を行います。年末も特別保育をすることによって、仕事と育児の両立支援をすすめます。 - 教育機能の充実
外部より講師を招き、体操教育・ダンス教室・英語教室など、子どもたちが楽しんで学べるよう、こども園としての教育機能を充実させていきます。 - 保護者の苦情及び意見への対応
苦情受付のシステムを機能させながら、誠実にかつ迅速に対応し、保護者との信頼関係を築いていきます。また、小さな意見にも柔軟に対応し、できるだけ苦情が出ないよう、職員一人一人が自覚し、日々の保育や保護者との対応に当たるよう努めます。
2. 地域における支援体制の充実、強化
- 一時預かり事業
保護者の育児疲れ等を含め、園児以外で緊急に保育が必要になった家庭や入園前の慣らし保育等、一時的な保育を行います。生活環境が変わるため、子どもの不安を取り除き、また、保護者も安心して預けられる環境作りに努めます。 - すこやか学童保育事業
春・夏・冬休みに小学校3年生以下の児童の学童保育を行います。こども園内において、学習に適切な遊び及び生活の場を与えて、児童の健全な育成を図り、保護者が安心して仕事ができる環境づくりをします。 - 地域子育て支援事業
地域の子育て支援の拠点として、入園していない親子を対象に定期的に遊びを提供したり、仲間作りや子育て相談、情報提供などを行います。
3. 情報の公開、提供の推進
- ホームページや携帯メール連絡網を活用したり、「園だより」や「園長通信」「クラスだより」「給食だより」等により、情報の提供や開示を行い、開かれたこども園作りに努めます。
- 保護者に、各月の行事へ参加してもらったり、写真を掲示するなどして、保育に関心を持ってもらいます。
4. 研修の充実による人材育成の推進
- 各種研修を計画的に実施するなど、研修の充実を図り実践することによって職員の資質の向上に努めます。(県外・県内)
- 保育の課題や見直しについて園内研修等を通して研究を深めるとともに、各職種(保育教諭、看護師、調理師等)に応じた専門性の向上に努めます。
5. 健康・衛生管理の充実と安全な食事の提供
- 食品の適正な管理や害虫駆除、室内外の消毒や職員の菌検査の実施等によって、食中毒や感染症を予防します。子供にも手洗い、うがいを指導し徹底させます。
- 学校薬剤師、看護師を配置した上で、嘱託医とも連携し、子ども一人一人の健康管理や環境管理に努めます。
- 安全で安心できる食材による給食の提供を行い、また、その日の給食を写真で掲示することにより、保護者も子どもと共に食事に関して興味や関心が持てるようにします。
6. 事故防止と防犯・防災対策の徹底及び生活環境の改善
- 子どもの生命と安全の確保のため、日常的に点検を行い、危険のない快適な保育環境の整備とともに、年齢や発達に応じた安全指導や、ヒヤリハットの検討会を実施し、事故防止に努めます。
- 定期的に避難訓練や不審者対応訓練を行い、防災体制の充実に努めます。
- 交通安全協会と連携し、交通安全指導を行ったり、園外散歩等の機会を用いて子どもにも安全に対する意識付けを行うなど、事故防止に努めます。
- 警察署、消防署、行政機関との連携により、日常的な協力体制の整備を図ります。また、地域運営協議会を開いて色々な意見を聞き、地域の中でも協力が得られるようにします。
7. 小学校との連携強化
- 子ども園の特色を生かし、町内4つの小学校と情報交換を密にし、無理なく就学につながるようにします。また、卒園児や支援の必要な子どもに対する情報交換も積極的に行い、小学校教諭による園見学も実施しています。
8. 報道機関への周知
本園の1年間に実施する行事について、新聞(宮崎日日新聞他)や国富町広報誌、その他の報道機関へ報道依頼を確実に行い、「国富こすもす保育園」と町民並びに県民に周知してもらいます。
9. 自己点検・自己評価
令和4年度の国富こすもす保育園の自己点検・自己評価を公開いたします。